Googleが独裁者になっていくのは寂しい

世界中でGoogleを知らない人はいないといっても過言ではないほどの巨人。
インターネット黎明期の20年程前は利益を考えないベンチャーとして不気味な魅力がありましたが、最近は大きくなりすぎてしまった弊害が目立ちます…。資本主義の限界なんでしょうか。

Googleの主要サービス

  • 検索エンジン
  • 翻訳サービス
  • 地図サービス
  • メールサービス
  • 広告サービス
  • カレンダー
  • YouTube
  • Google Play

Googleに踊らされている人たち

世界地図から住宅地図の尺度まで自在に表示できるGoogleMap、それも無料で使えるとあって多くのWebサイトやシステムにも導入されてきました。
私も例外ではなく、過去に制作してきたコンテンツの多くにGoogleMapを利用させてもらってきました。
ある時規約が変更され、登録しないと表示されない仕様&表示上限が設けられ、さらに規約変更が重ねられて、今では1,000回表示で7ドルに。

今やネット上の情報を検索するにはGoogleに登録されていなければ、砂漠のド真ん中にお店を開店したようなものです。
検索エンジン大手もほとんどが独自システムの開発をやめてしまい、Googleのシステムに頼っている一強の前で、検索アルゴリズムが変更されるたびに為すすべもなく、阿鼻叫喚の巷と化しています。

無料提供されてきた翻訳APIが有料化になったこともありました。

一部の国ではGmailの有料化。

もうある意味「神」ですね。生かされているので何も言えない。

検索エンジンの初期から一貫して「競合を圧倒したサービスを無料提供して、ライバルを撤退もしくは吸収したうえで市場を独占して、十分なアドバンテージができたところで有料化」という完璧なビジネスモデル。

なんかgifやmp3と似てるんですけどね。
世界中を敵にまわして事実上敗北してしまったUNISYS社らとの大きな違いは、企業として巨大化するまでじっくり待ったのと、エンドユーザからは徴収しないという方針でしょうか。
その気になれば規約やアルコリズムをちょいちょいと変更して、自社に都合の悪い情報を抹消する事なんて簡単なわけですし。

スマホは現在Apple(iPhone)が対抗していますが、勢いがなくなってしまったら次はAndroidですよね。
Androidに乗っかっている日本企業、大丈夫でしょうか。

Gmailも、上述したEUでの有料化は奥が深いにしても、他のメーラーが撤退してしまったらどうなるかわかりません。

昔のGoogle広告はワクワクがあった

広告出稿サービスのAdWordsで携帯広告が開始されたころからちょくちょく利用していますが、主力である広告事業、限界が近い感じがします。(あくまでも肌で感じたものです)

キーワードを精査して、コンテンツを合わせてなどの努力をすれば1クリック1円の広告も生み出せました。月に5,000円の広告費で数千アクセス流入なんかも可能でした。
管理画面を操作するのにワクワクしたものです。

AdSenseも、まだ広告慣れしていないユーザが多かったせいもあり、今とは比べ物にならないクリック率を叩き出せました。
(もっともこのころは強い他社が多く存在し、そちらをメインで使っていましたが)

AdWordsとAdSenseは今も利用させてもらっていますが、特にAdWordsのインフレ傾向にはついていけません。支払い方法をうっかり自動にしておいたら火傷しかねません。
新機能が追加されても、以前のようにワクワクは無く、どんどんブラックボックス化(自動化)されていき、不信感すら覚えます。

脱Googleに向けた準備を始めました

手近なところから、Google Maps APIを使うのをやめてLeafletと国土地理院を使うようにしていきます。

AdWordsの出稿は控えるようにします。

vs Google 最終目標

独自の検索エンジンを稼働させる。

政治でもなんでも、一強体制は続かない。いいことなんかない。
万が一Googleが「明日から検索1回につき1USドルね」と言ってきたときの対策をしておかないと、という危機感がつのります。
防災非常袋って1回は用意した事ありませんか?たいてい缶詰の賞味期限が近付いて食べちゃってそれっきりだったりするんですけど。
それと同じように活躍することはレアなケースであったとしても、放ってはおけない問題だと思うんですよね。

あまっているサーバにFreeBSDとMySQLを設定して、perlで細々とクロールっていうのを15年以上前にやったことあるんですけど(この時は目的が全然違いましたが)アルゴリズムが悪く、翌朝になると迷子になっていることが多々ありました。

あれから時が経ち、もう少しまともなアルゴリズムを作れるかななんて勝手に思ってます。協力してくれる方がいらっしゃれば連絡ください。応援だけ・資金たんまり、どんな協力でも大歓迎です。
こんなちっぽけな戯言など神であるGoogleは気にも留めないでしょうけど、Google八分にされた時のためにリンクを張っていただけるとありがたいです。

決してGoogleが嫌いなわけではありません。泥臭いまでの努力を重ねて(ストリートビューのために世界各地を走り回っていたり)有益なサービスを築き上げてきており、私自身便利に使わさせてもらっています。だからこそ喪失時の危機感を恐れています。

上述した以外にもGoogle+やPicasaなど、多くのサービスが終了してきました。巨大化しすぎたGoogleはもはや以前のGoogleの面影は検索ページの見た目だけ(ソースを見ると愕然とします)しか無く、利益を追い求めなければいけないという宿命と戦っている形相です。

この際、車輪の再発明をしてでも利用者に選択肢を提供しなければいけないのではないでしょうか。

投稿者: iisys

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