10年以上ぶりにPukiWikiをいじっているんですが、昔の情報は豊富にありますが最近の情報が乏しいですね。
PukiWikiの全盛期は、Nginxが誕生したばかりでしたので仕方ないのかもしれませんが。
PukiWikiのindex.php無しでURLを統一する
URLの正規化としてまず、
- http://example.com/
- http://www.example.com/
- https://www.example.com/
これらをhttps://example.comに301リダイレクトしました。
これについては各所に載っているようにserverディレクティブを追加して、return 301~といった感じです。(ここでは詳細は割愛します)
これで完璧!と思いつつGoogle Search Consoleを眺めているとindex.php有りと無しが…。
pukiwiki.ini.phpの設定でindex.phpを表示しないという項目があります。
// Shorten $script: Cut its file name (default: not cut)
//$script_directory_index = 'index.php';
コメントアウトを外して試してみましたが、何かが違う。
確かに表示はされなくなりました。
index.php有りの膨大なURLがすでにGoogleにインデックスされているので、index.php有りで404エラーになると困るのですが、結果はindex.phpを入れたURLでもちゃんとページが表示されました。
しかしindex.phpが表示されたままの状態。ステータスコードは200。index.php有りと無しの両方のページが存在した状態です。
ということでNginxの設定を変更しました。
server {
if ($request_uri ~* "^(.*/)index\.php(.*)$") {
return 301 $1$2;
}
}
上記のようにdefault serverディレクティブに書き加えて、
nginx -s reload
で完了です。
PukiWikiネタってまだ需要あるんでしょうか。
今回PukiWiki 1.5.2(utf8)をベースに以下のようなカスタマイズをしたのですが、要望があれば時間を見つけて記事にしていこうと思います。
- 常時SSL+Nginx
- レスポンシブ化
- スマホ対応
- コメント欄にGoogle reCAPTCHA v3対応
- Google Adsenseの自動挿入
- 各種プラグインPHP7対応&カスタマイズ
- 出力部分を修正してHTML5でW3C合格
- 一部jquery使用
- GUIエディタTinyMCEeditカスタマイズ
- 編集ページの改良
- ページごとに重要な要素を自動取得してPC/スマホそれぞれに適した文字数でdescriptionを追加
初めまして。
>PukiWikiネタってまだ需要あるんでしょうか
コレは私も「どうなんだろう?」と思ってます。
ただ、Wikiシステムは情報発信や共有に関してWordPressよりも優れている面があり、PukiWikiは構造も簡単なので、独自でプラグインを開発して拡張したり、本体そのものを改造するのにも適していると思います。
PukiWikiに関しては、記事でご指摘されているように昔の(しかも役に立たない)情報はあるのですが、最近の情報は少ないですね。
私のサイトでは独自にPukiWikiを改造しておりますので、良かったら参照してみて下さい。
SEの良心 PukiWikiカテゴリー
https://dajya-ranger.com/category/pukiwiki/
ちなみに、PukiWiki1.5.2対応XMLサイトマッププラグインを使わせていただいております(ありがとうございます)。
PukiWikiは最近のサイトとしては設計が古いし、ソーシャルメディアやレスポンシブ対応すらしていないですが、そういった点を克服してしまえば、まだまだ有用なWikiシステムだと思っております。
コメントありがとうございます。
PukiWikiは最近のCMS(特にWordPress)と比べて比較にならないほど表示が速く、私もまだまだ使っていこうと思っています。
下記サイトはPukiWikiをいじり倒して作っています。
https://xn--h4tr59b4kq4jn.jp/?%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%83%A1%E3%83%A2
オヤジ戦隊ダジャレンジャーさんのサイト拝見させていただきました。
最近のPukiWiki1.5.2に特化していて非常に興味深いものでしたのでブックマークさせていただきました!