IT実践

メイリオ フォントを試用

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Windows Vistaで搭載された新しいフォント「メイリオ」をWindows XPで使ってみました。
フォント導入後、[画面のプロパティ]→[効果]→[次の方法でスクリーン フォントの縁を滑らかにする]→[ClearType]
ブラウザのフォントを変更してビックリ…!!
非常に綺麗で滑らか。まるでOSを入れ替えたようで感動です。
とても気に入ったのでシステムメニューやアイコンも変更しました。
[画面のプロパティ]→[詳細設定]

目が疲れるという声も一部から出ていましたが、新しいものへの反対意見は何にでもあるし、と流し更なる情報を探して数時間、読みまわりました。

今までに作成してきたWebサイトのスタイルシートを
font-family: メイリオ,Meiryo,”ヒラギノ角ゴ Pro W3″,”Hiragino Kaku Gothic Pro”,Osaka,Arial,Verdana,Helvetica,sans-serif;
に変更しなければ…などと考えながら更に情報収集していると、スタイルシートで強制的に”MS Pゴシック”表示されるサイトにあたり、なぜか急に緊張感から解き放たれました。
うるさい部屋で、急に騒音が止まった時のような感覚です。

その瞬間から急に、メイリオ フォントのページを見るのが苦痛となり、ブラウザの設定を急いで元に戻しました。
ClearTypeの調節をどんなにしても「目が疲れる」というのは真実のようです。
特に白背景の場合、長時間読んでいると耐え難い感覚に襲われます。
文字の滲み、文字の均整がとれていない、文字(黒)部分の多さが原因のようです。
全てボールドの文章を読んでいるような…

あまり長時間、ディスプレイを見ない方であればお勧めできるフォントです。
非常に綺麗で、読みやすく、今まで読まなかったヘルプさえも読む気にさせてくれます。

逆に仕事などで、テキスト画面を長時間凝視するような方にはきついような気がします。
(それでもこのフォントは気に入ったので、デスクトップアイコンやタイトルバーに使用しています。)

今年の6月にはフォントの老舗モリサワから、メイリオの文字セットに準拠した和文7書体が発売されるので期待が寄せられます。

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