フレッツ・光マイタウンが開通しました。
2008年3月末日で2,300世帯(約30%)が屋内工事まで完了しているそうです。
申し込み順・地域順・住宅、事業所順等、いろいろな情報が交錯していますが、実際のところはどうなんでしょうか。

開通までの(目に見える)工事は以下のような流れとなります。

電柱(電話線)から外壁への工事(屋外)

外壁BOX内光ケーブル工事(屋外)

光電話、インターネット、告知端末等の工事(屋内)

  • 事前にNTTより日程確認の電話あり
  • 4個の機器を置く場所として、幅50cm・奥行き30cm程度のスペースを確保しておく必要があります。また電源が1つ必要です。(ケーブルタップを設置業者が持参して、そこから各機器の電源を取ります。巨大なACアダプターが付きます…)

ケーブルテレビの工事(屋内)

各種端末
左から順に「告知端末」「VoIPアダプタ」「CTU」「ONU」
CTUは住友製の100M(S)という機種でした。なかなか評判の良い機種みたいです。

ここからはインターネット接続についての検証結果です。

工事が終わって始めにする事は、CTUへ光回線情報を登録する必要があります。
これは事前にNTT西日本より配達記録の封筒が届いているはずですので、そちらの情報を入力します。
フレッツ 配達記録 フレッツ 設定情報

CTUの設定は、スタートアップCD-ROMが付いていますが、アドレスのショートカットといった内容でしたので、わざわざインストールをしてパソコンを汚したくないので、ブラウザを使って設定することにしました。

CTU設定画面 https://ctu.fletsnet.com/
※httpでは無くhttpsなので注意

CTUの設定を変更した場合には、TOP画面の「設定反映」ボタンをクリックする必要があります。
CTU設定01 CTU設定02

まずはフレッツ網内の速度を測ってみました。

通信速度チェック
85~91Mbpsと、かなり回線品質は良い感じです。

次に、今まで利用してきたプロバイダのプランをADSLから光プレミアムに変更します。ここではOCNでの説明となりますが、他のプロバイダでもほぼ同様の作業となります。
なお、事前にプロバイダのコース変更を書面等で行っていれば、この作業は不要となります。

今回はOCNのホームページから、工事完了後に変更手続きをしました。
今まで利用していたADSLメタル回線(電話回線)は、すぐには廃止とならずに工事完了後も数日間はADSLによる接続が可能です。

ここでいくつかポイントがあります。
コース変更の最後に、電話番号を入力する欄があります。
サービス提供エリアの確認という意味があるそうですが、豊後高田市のフレッツ・光マイタウンは、OCNのデータベースに載っていないらしく、「サービスエリア外です」というメッセージが出てしまい、先に進むことができません。
ですが、ここに入力する電話番号は、登録情報に記載されたり、電話がかかってきたりするというものでは無く、確認の意味合いしか無いので、

サービス提供エリアの電話番号を入力してしまう

事で無事に変更ができました。(あくまでも自己責任です)
具体的にはNTT西日本エリアで光プレミアム提供エリアに住んでいる知人等の電話番号となります。福岡県や大阪府、大分市などの都市であれば、ほぼ全域が提供されています。
事前にOCNサポートへ電話をして、この方法の確認を取りましたが、返事に困っていた様子でした…

変更をすると同時に、画面上にIDとパスワードが表示されますので、印刷するかメモをするなどしておきませんと、後から見ることができません。

また、そのページに以下のような注意書きがあります。

  • 上記認証IDと認証パスワードは、申込日+3日目以降よりご利用になれます。

OCNサポートへ電話をして確認したところ「変更をした直後から利用可能」との回答をもらい、実際にそのとおりでした。
上記注意書きは古い情報なのでしょうか。

CTUにプロバイダのIDとパスワードを設定して、速度測定をした結果です。

光プレミアム(フレッツ・光マイタウン)速度測定結果

下り回線速度 21.67Mbps
上り回線速度 16.93Mbps

参考までに、今まで使っていたADSLが以下の数値です。

ADSL速度測定結果

下り回線速度 9.93Mbps
上り回線速度 949kbps

上下対称なサービスだけあって、上りはかなり向上しています。
ですが、納得のいく数値では無かったので、チューニングをしてみました。

  • MTU: 1438 (光プレミアムの推奨値)
  • MSS: 1398 (MTU-[TCPヘッダ+IPヘッダ]40bytes)
  • RWin: 514464 (MSS×46×8倍)
    ※OS等の環境によって最適値は異なります
  • CTUファイアウォール: OFF

また「ルータの安定性」「既存の無線LAN機器を利用する」「複数セッションの利用」といった理由から、CTUに外部ルータを繋げてPPPoE接続をすることにしました。

これらの設定により、速度は上下共に大幅に改善されました。

チューニング後速度測定結果

下り回線速度 55.16Mbps
上り回線速度 49.32Mbps

以下に便利なツールや解説サイトをご紹介しておきます。


2008/04/20 追記

下り回線速度 75.57Mbps

今使用しているルータの理論上限値が80Mbpsなので、実際にはもっと出ているかもしれません。
近いうちに余っているパソコンにIPnutsの設定をして計測してみる予定です。


2008/05/03 追記

下り回線速度 83.96Mbps

IPnuts(PC+Linuxのルータ)をCTUにつないで計測したところ、80Mbpsを超えました!!
恐らくこれが限界値でしょう。

以下は同様の事を行ってみようという方の参考までに。

  • MSSのサイズは1398
  • 「カーネルモードでPPPoEを動かしているときはMSSの設定は無視される」とヘルプに記載されていたのでカーネルモードをオフにして計測したところ、CPU使用率が50%を超えてしまう。(最新スペックのパソコンを使えば問題無いのかもしれませんが、IPsec等は利用しないのでCeleron600MHzを使用)
  • その結果、負荷が高すぎて上下共に5Mbps程度しかでませんでした。
  • MSSサイズ1398のままカーネルモードにチェックを入れて再起動したところ、上記の83.96Mbpsを記録。
  • パケットロスは発生していません。