ホームページを持つのにかかる費用は主に以下のようなものがあげられます。
- レンタルサーバ
- 独自ドメイン
- ホームページ制作
- ホームページ更新
レンタルサーバ
作成したホームページデータを設置して、全世界から見ることができるようにするのがサーバの主な役割です。
サーバは24時間ノンストップで動作・監視をしていなければならず通常のパソコンとは違い、機器・回線・管理等に数百万円以上かかります。
そのため、レンタルサーバを利用するのが一般的となっています。
多くのプロバイダではホームページスペースとして簡易なレンタルサーバを提供していますので、個人で作成したものを公開する程度であればお勧めです。
独自ドメインを利用したりCGIプログラムを使用するのであれば、レンタルサーバが必要になってきます。
料金は通常「初期費用」+「月間費用」となっています。
月間費用は数千円~数十万円と幅がありますが、主に以下の内容によって決定されます。
- 回線帯域・品質
- 利用できる容量
- 共有・独占
- サーバ機器の品質(安定性)
- メールアカウント数
- アクセス解析等の提供サービス
- ユーザが利用可能なシステム
- サポート体制
- バックアップ等の危機管理体制
初めてレンタルサーバを利用するという方であればホームページ スタートプランがお勧めです。
独自ドメイン
ドメインとはインターネット上の屋号のようなものです。
当社、イーシスのURLは http://www.ii-sys.jp/ ですが、この中の ii-sys.jp がドメインと呼ばれるものです。
プロバイダなどの無料ホームページスペースでは通常以下のように長い英数字となります。
ホームページアドレス | http://ホスト名.プロバイダ名/~自分のユーザ名/ |
メールアドレス | 自分のユーザ名@ホスト名.プロバイダ名 |
独自ドメインを利用するメリットは「企業としての信頼感」と「覚えやすさ」です。
仕事で使うメールアドレスであれば、独自ドメインでないと信頼感は限りなくゼロに近くなってしまいますので注意が必要です。
初めての取引相手からもらった名刺に記されているメールアドレスが、誰でも無料で取得することができるメールアドレスだったとしたら「この会社と取引して大丈夫かな?」と思ってしまいますよね。
ホームページ制作
中小企業のホームページを作成した場合、一般的な制作費は20万円~100万円と言われています。
ホームページ制作費は主に以下の内容によって決定されます。
- 写真や文章は既にあるものを利用するのか新たに作成するのか
- コンテンツボリューム(ページ数)
- デザイン
- インターフェイス
- 画像(画像文字やラインを含む)やイラストの数
- Flash等の動画制作
- JavaScriptやCGI等の使用
- ソースコードのクオリティ
- 閲覧可能なブラウザの種類(クロスブラウザ)
家庭用のホームページ作成ソフトで作った場合ですと、ソースコードのクオリティやクロスブラウザ対応が問題となります。
ソースコードのクオリティとは、見た目は同じでも書かれているコードが異なるというものです。
これは検索エンジン対策(SEO)として非常に重要な意味を持ちます。
見た目が同じホームページを、ソースコードを最適化したものと家庭用ホームページ作成ソフトで作成したものを公開して半年後に効果測定をしたところ、アクセス数で20~800倍の差が出ました。(当社検証データより)
販売に関するホームページであればアクセス数は売り上げに直結します。
クロスブラウザとは、簡単に言えば「複数のブラウザで同じように表示される」という意味です。
Windows用のInternet Explorer がシェアの多くを占めていますが、Macを使っている人やFirefox・Opera 等のブラウザを使っている人も多く存在します。
それらに対応させることにより、より多くの人が閲覧できるホームページを作成するというものです。
これらを実現するためには、XHTML(HTML)・CSS・JavaScript・UTF文字コード・サーバ設定などを熟知している必要があり、個人が作成したコンテンツと業者が作成したコンテンツでは大きな違いとなって現れます。
ホームページ更新
ホームページ作成で見落とされがちですが、費用面において一番重要な項目です。
Yahooやニュースサイトを良く見る人も多いと思います。
1週間も1ヶ月も以前と同じ内容だったらどうでしょうか。
恐らくアクセスする人は徐々に減っていってしまうでしょう。
また、検索エンジンも更新されているかどうかを自動的に判別しています。
更新頻度は多ければ多いほど良いのです。(一文字変えたとかは無しで…)
理想は「毎日更新」です。
ホームページを更新する場合、通常は以下の流れとなります。
- 写真や画像を取り込み、専用ソフトで加工する
- ホームページ作成ソフトで編集して保存する
- 保存したファイルをFTP転送する
- ブラウザで確認をする
- 不具合があれば再度編集をする
ホームページ作成ソフトや画像加工に長けた「ホームページ専任者」でもいない限り、更新するのが面倒となり「ホームページ制作会社へ依頼」または「放置されたホームページ」となってしまいます。
ホームページ制作会社へ依頼をした場合、一般的に6,000円~20,000円程度の更新料が必要になります。
これでは毎日更新した場合、月間20万円以上かかってしまいます。
この問題を解決するためにイーシスでは、インターネット環境があればどこからでも即座に更新ができるシステムを導入したホームページ制作に切り替えました。
これにより、パソコンに不慣れな方でも5分で更新ができるため、新鮮な情報を提供し続けることが可能となりました。
詳しくはこちらをご覧ください。→ホームページ作成